おハゲ治療経過報告
目の上のハゲはどうやら日本全国で起こってるようです。原因はわかりません。海外のふくももサイトを覗いても、内臓疾患によるハゲやストレスによるハゲの例はあっても目の上のハゲという話は出てきません。野生とは生活環境が全然違うしオーストラリアとの気候の違いなんかもあるしで、それが原因になり得るとは予想できますが、じゃあなんで日本でだけ起こってるんだという気がします。もしかしたら海外でも起きてるけどあまり気にされてないのかもしれません。
なんとなく、寒くなるとハゲるような気がしてます。温度というよりは、温度変化によって季節を感じることでホルモンバランスが崩れるせいではないかとも思ったりします。詳しく言うと、季節の変わり目を感じ取ることで発情が起こって、野生下なら普通に交尾するところを飼育下で交尾が出来ないと、発情状態のホルモンバランスのままになりそれが脱毛を引き起こしてるのではないかと思うのです。フェレットのエストロゲン過剰症みたいな考え方です。フェレットのメスは発情すると交尾刺激がない限り発情し続けます。発情中に分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)が骨髄の造血機能を抑制してしまい、白血球や血小板の減少、さらに貧血を引き起こします。放っておくと死に至ることもあります。有袋類はどうも身体のつくりが他の哺乳類といろいろ違うようで(排出腔が一個しかないとか)、ホルモンについても違うところがあるかも知れません(作用機構とか、もしかしてホルモンの構造すら違うかも知れません)。ですから、あくまで私の想像です。オスメス関係なく起こってるので、性ホルモンが原因とするとオスメス共通のホルモンが発情期に分泌されていなければならないか、ホルモン自体は違えど性ホルモンの作用するターゲットが共通でなければならないことになります。それを確認するのはちと難しいです。
ともかく、そんなわけで、一時期はローションを使ってみたりしてましたがそれは一時しのぎでしかないことがわかり、ローションは本人が嫌がるしハゲ以外に問題はないので見守るしかありませんでした。
ところが、今年(2005年)はハゲません。何故でしょう?
チルミルは今6歳くらいでだいぶお歳になってきたことで人間で言えば「あがっちゃった」くらいの年齢になったのかも知れません。もし性ホルモンを原因とするならば、それでホルモンバランスが落ち着いてハゲにくくなったのかも知れません。
または、まったく別の理由からハゲなくなったのかも知れません。なんにせよ、原因は不明のままです。
以下はローションを使った際の効果についてのレポートです。確かに効果はあるのですが、やめるとまたハゲます。
2003年6月7日。
あまりはげてないとき。
2004年2月9日。
ローションを塗る前です。
両目の上と鼻筋(?)がハゲてます。
2004年2月20日。
濡れると余計におハゲが大きく見えちゃいます。
ローションが冷たくてイヤみたいですが、我慢してくれてます。
2004年3月6日。
左側は結構産毛がふさふさしてきました。右側もちょっとマシ?気のせい?鼻はもうほとんど禿げてません。ローションの冷たいのはもうイヤになったみたいで、ぴちょんとつけるとすぐポーチの奥深くもぐっちゃいます。
2004年3月15日。
わかります??産毛が揃ってきてます。いいかんじやん!